あの五大シャトー、『ラフィット』の元醸造家であり
パーカーポイント100点を獲得したエリック・ファーブル氏渾身の赤
ワンランク上のスタンダード!
【クラシック・ルージュ シャトー・リヴィエール・ル・オー】
ラングドック最上のクリュ『ラ・クラープ』赤ワイン フルボディ 750ml
ボルドー五大シャトーに匹敵するレベルの低収量。エリック・ファーブルの経験則に基づき、冬の剪定、芽かきが厳格に行われ、最初からブドウの樹1本につく果実の量が少なく抑えられています。
最初から、ブドウの樹が、少ない実にたっぷり養分を送り込むように設計されているので、途中で緑の実を落とす、間引きを行うような無駄をしないで済むのです。こればかりは、深い経験無くしては成しえない、まさに匠の技と言えます。
このシャトーの素晴らしさを語る上で、「ラ・クラープ」の独特のテロワールを外すことはできません
ラングドック最上位の一つとして、2015年から単独AOCの「クリュ」として認定されました。
ラングドックで、赤、白ともに単独のAOCを獲得したのは、ラ・クラープが初めてです。
ワイン名 |
クラシック・ルージュ シャトー・リヴィエール・ル・オー |
原語 |
CHATEAU RIVIERE LE HAUT CLASSIQUE ROUGE |
ヴィンテージ |
2022 |
タイプ |
赤ワイン |
タイプ |
フルボディ |
原産国・地域 |
フランス・ラングドック/ラ・クラープ(LA CLAPE) |
造り手 |
シャトー・リヴィエール・ル・オー |
ぶどう品種 |
シラー40%、グルナッシュ40%、ムールヴェドル20% |
熟成 |
コンクリートタンクで18か月熟成、瓶詰後さらに6か月熟成 |
アルコール |
14.5% |
容量 |
750ml |
特徴 |
黒く熟したプラムを丸かじりするような、一杯の香りと果実味。 プルーン、アメリカンチェリー、ブラックベリーの香りと、黒蜜やなめし皮、 それにハーブが混じるような複雑な香りが広がりますが、 ポイントはあくまでシンプルで美味しいと感じる果実味!辛口でキレも良いため、肉料理をはじめ、いろんな料理と合わせられますし、 何杯でもグラスが進みます。 |
【各商品のヴィンテージについて】
*ヴィンテージ切り替わり時は現行ヴィンテージでの出荷となりますので予めご理解の程宜しくお願い致します。
*ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。また商品名に記載がない場合、実際の商品の年代は画像と異なる場合があります。
ワイン造り
エリック・ファーブルは、シャトー・ラフィット・ロートシルトを離れた後、自身のワイナリー設立のため、1994年から7年に渡り、忙しい日々の合間を縫って南仏の畑を訪ね歩きました。そして、ついに一つの魅力的な畑にたどり着きました。
それがシャトー・リヴィエール・ル・オーでした。
1789年に作られた城館。ブドウ畑は緩やかな斜面に広がり、見下ろしたその先には地中海の美しい海岸が一望できました。畑には魅力的な石積みの小屋(Mas)まで綺麗に残されていました。エリックは、一目でこのシャトーに魅了されました。
そして、この歴史あるシャトーを受け継ぎ育ててゆくことを決心したのです。今やラングドック最高峰“クリュ”に認定されるラ・クラープの畑に、ボルドー最高峰で培った技を惜しみなく注ぎ、情熱のままにワイン造りに取り組んでいます。
<醸造家エリック・ファーブルの経歴>
1978年~1986年
Chateau Lamothe Cissac
Fabre家の所有するシャトーで栽培、醸造に従事。
1986年~1994年
Chateau Lafite Rothschild(五大シャトー、シャトーラフィットロートシルト)
醸造責任者(テクニカル・ディレクター)として、栽培、ワイン醸造に携わる。
1994年~2000年
Domaines CGR (Chateau La Cardonne,Ch?teau Grivi?re et Ch?teau Ramafort)
傘下に複数のシャトーを持つドメーヌCGRにて最高責任者(ジェネラル・ディレクター)としてグループ内全シャトーの栽培・醸造の指揮をとる。
2001年~
南フランスに理想の地を見出し移住。Ch?teauRiviere le Hautでのワイン造りに取り組む。
エリック・ファーブルの息子、ヴィアンネは偉大な醸造家・栽培家である父エリック・ファーブルの技を受け継ぐべく、現在シャトー・リヴィエール・ル・オーでともに仕事に励んでいます。彼はボルドーで栽培・醸造について学んだ後、パリへ出てビジネススクールで経営を学びます。
その後、有名なシャンパーニュメゾン「ボランジェ」の営業職として、5年間世界各地を飛び回る生活を送っていました。
2010年から家族のいるラ・クラープへ移り住み、シャトー・リヴィエール・ル・オーで栽培・ワイン造りに取り組んでいます。
■土壌
中新世(約2,300万年前から約500万年前までの期間) に形成された、固いライムストーン石灰岩と、ラ・クラープ全体に広がる礫質。この二つがベースとなっている非常に痩せた土壌です。崖のように荒々しい景観を示す、白っぽい土壌、泥灰質と石灰質から成るガルガス土壌は、化石を豊富に含んでおり、ミネラル分が豊かです。また、保水性もあり、年間300日が晴天と言われるこの土地で、ブドウの根に安定して水分を供給することができます。もう一つは地中海の赤土と青みがかった灰色の石灰層がまじりあって形成された土壌です。水はけもよく、ミネラルが多量に含まれており、豊かな、濃密な味わいのワインを生み出します。
■気候
基本的には夏は暑く乾燥した風が吹く地中海性気候です。しかし、クラープは海から吹く風により、夜は気温が下がります。この昼夜の寒暖差のおかげで、ブドウはゆっくり時間をかけて熟していきます。
■ぶどう品種の選定
ボルドーのシャトー・ラフィット・ロートシルトでの経験を活かし、ワインを重層的に組み立てるべく、目的に合致するブドウ品種を栽培しています。
■ワインの骨格を作るブドウ
赤ワイン:ムールヴェードル / 白ワイン:ブールブラン
■ワインにボリューム感、果実味を与えるブドウ
赤ワイン:グルナッシュ / 白ワイン:グルナッシュ・ブラン
■ワインに果実味や華やかさ、スパイス、余韻など特徴をもたらすブドウ
赤ワイン:シラー / 白ワイン:ルーサンヌ・マルサンヌ
ボルドーであれば、骨格を作るブドウ=カベルネ・ソーヴィニョン、ボリューム感を与えるブドウ=メルロ、ワインに個性・特徴を与えるブドウ=マルベック、プティ・ヴェルドこのように置き換えられます。
エリック・ファーブルは、自らの経験を元に、ラングドックの地で理想とするワインを再構築している、と言えるでしょう。
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